弘前高校1年の英語の進度が今年はヤバイ
学習塾ネクステージを立ち上げたのが17年前。
それ以来中学生・高校生と一緒に勉強していますが、
今年の弘前高校1年の英語の進度は今まで体験したことがないものです。
例年高校1年生は4月に入学して、文法項目的には「五文型」「時制」「助動詞」「不定詞」・・・と学習していきます。
今年の弘前高校1年の英語は、とにかく文法項目を先に一通り学習してしまおうという方針のようで、すでに「五文型」「時制」「助動詞」「不定詞」「動名詞」「分詞」「関係詞」「比較」と勉強しています。
通常の高校1年の進度であれば「関係詞」「比較」は二学期のヤマ場の単元。それがすでに終了です。
生徒に配布されたプリントも見ましたが、
「あ~これ一題きちんと理解できるように説明するだけでどんなに頑張っても数十分かかる」という問題も散見されます。
これ定期試験の範囲なら平均点は50点割れだなあと思っていたら・・・案の定です。
弘前高校の1年生で今回の英語が酷い点数だった人へ
①同じ問題を、初見で高校2年生、3年生に解かせても全部きちんと解ける人は「ほぼ」いないはずです。
②じゃ、仕方ないから次回は、
「渡されたプリント・テキストをとにかく理屈は抜きで全部暗記しよう」
⇒これはちょっと違うと思います。丸暗記のみでは次、別の問題は解けません。
③文法項目はきちんと理解すれば単語が違っても、(問題が違っても)解けるはずです。(語彙の問題は別です)
④そのために、時間はないとは思いますが一つ一つの文法事項を参考書で「なぜそれが答えになるか」を確認しながら学習を重ねるという地道な学習が必要です。
それじゃ効率悪いし、時間もないという人、「この問題は〇〇ということを理解しないといけないんだよ」というお手伝いはいくらでもいたします。
なお、「弘前高校1年の英語の進度が今年はヤバイ」というのは、授業の進め方に文句をつけているわけではありません。
ついていける人にはそういう学習のさせ方もあると個人的には思ってもいます。
ただ異例のスピードで進んでいるがために、
「今手を抜いてしまい、英語がチンプンカンプン」になってしまう人が多く出なければいいなとは思っています。
「英語ヤバイ」と思った人、一度一緒に勉強してみませんか?